楽しく生きるためのレベルアップブログ

20年をかけて独学で手に入れた、お笑い筋肉を使って書いています。

天使の才能を持つ子供

2月にしては暖かいので、割と都会の公園に繰り出した。芝生がある公園なので座ってくつろいでいると、子供7~8人と大人4~5人の集団がいた。


その中の1人の3歳ぐらいの女の子が、棒のついた飴をくわえたまま笑顔で走り出した。すると危ないから母親が止めにきたのだが、子供が止まる気配がなかったので、後ろからバチンと頭を叩いて少しスピードが緩んだ隙に捕まえて食べている飴を回収して戻っていった。


その子は5分間ぐらいその場で立ったまま下を向いて固まっていたので「可哀想だな」と思っていた。


自分であれば37歳の今やられても、かなり長い間不機嫌になると思うが、その子は5分間の落ち込みの後、3メートルぐらい離れた所にいた自分に近づいて笑顔で話しかけてきた。


何て言ったのかは聞き取れなかったし、扱いに慣れていないから戸惑って一旦目をそらしてしまったりすると、その子は怯むことなく更に近づいてきて、後ろに回り他人である自分の肩をもみ始めた。


そのすごい人見知りの無さに自分も笑ってしまった。会話がしっかりできる年齢ではないので、それ以上の絡みはなかったけど、他人の子供なのに天使だと感じさせる社交性と笑顔は素晴らしいと思う。


飴を回収した母親は自分のことを絡んで良いタイプとは思っていなかったので、子供を連れて戻っていった。その後はその子と自分が絡むことはなかったけど、犬を連れた集団にも怖がらずに近づいていたし、別の良い人そうなおばちゃんにも絡んでいた。


そんな生まれ持った天使の才能は、大きくなっても絶対になくさないで欲しいと思っている。

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