偽アウトドア派
2月にしては気温が上がって暖かいので、久しぶりに意味も無く外に出た。仕事に行くときはもちろん出るが、職場が室内なので日光を浴びにくい環境である。
全く外出せずに日光を浴びてない休日は、仕事の日よりも体調が悪いことが多い。冬は外出しない休日が増えるので、できれば冬眠するか南国に逃げたいと思っている。
1年の中でまともに活動できるのは5~11月の7カ月間しかない。だけど年中暑い地域だと春と秋の良い感じが味わえないのが嫌だ。
春と秋は何をするにも良い季節で、自然界で操作されていない釣りにおいてもベストシーズンである。釣りをやっているとアウトドア派な感じにされてしまうが、釣りに行くだけで他のことは何もしない。
流行っているっぽいキャンプにも全然行きたくないし興味もない。登山なんていうストイックな行為はやる人がいるのが信じられない。
自分がやっているのは磯釣りなので、登山やキャンプに近い部分があるのだが、やる理由は船からよりも難易度を上げることで、攻略できたときに大きな快感が得られると思ったからだ。
実際は難易度の高さに跳ね返されて釣行回数が減っている状態だ。圧倒的な打席数が用意されていないと釣りを理解できないと考えている。しかし一旦上げたハードルは下げにくいし、船は金がかかるし、本気の満足感が得られないので困っている。
釣り以外では日光を浴びれない偽アウトドア派だから釣行するしかない。釣りが嫌いになったわけではなく、マジメに取り組むが故に、高確率で釣果を出せる力を求め過ぎているし、力が手に入らないことに苦しんでいる。
力を手にしたときの優越感こそ我が人生なので、大きな金と釣果を得られるように頑張ろうと思っている。