人間関係においての力とテクニック

人間関係においても力とテクニックが存在しており、力を手に入れるのはMであり、テクニックに強いのはSである。

しゃべりにおいての力とは魂に触れる話であり、空気を読むレベルより上を行くものだ。脳内のお笑い筋肉で、しゃべるときに角度をつける感覚である。テクニックとは、物を買ってきたり、話題性のある物を持ってきたり、下から気が利く動きをしたり、愛想良くしたりして良い関係を築くことである。

しゃべりにおいても相性が良いのは違うタイプ同士であり、力とテクニックの相性が良い。だからついついお互いに伝えようとするのだが、伝えるべきは相性が悪い力と力、テクニックとテクニックである。力とテクニック自体に感情は関係ないから、自分と同タイプのものを手に入れやすいのは当たり前である。

しかし感情的には相性が悪いから、教える側が上に立って長期間関わり続けるのは簡単なことではない。次第に険悪になってしまい継続できなくなると思う。それこそが力とテクニックが伝わっていかな原因だ。

伝えるなら本を読むことで、人間同士の関わりが無い中で共感して、自力でレベルアップしていくのが最良だと思っている。自分は長い間魂に触れる話について考えてきたが、この考えに到達したのは最近である。それぐらい盲点だと思っている。