笑いに繋がる先読みを心掛ける
自分が働いている会社は、シフトで決められた人と組んで仕事をする。なので毎日同じではなく、いい人のときもあるし、苦手な人の場合もある。
だからこの2人の組み合わせは香ばしい、という日がある。なのでシフト表を見ながら話すだけでも、そこそこ笑いになったりする。
60代のベテラン女性がシフトを見てイジる場合は、明らかに変わっている人同士が組んでいるのを見て「このコンビでは仕事が厳しそう」みたいなパターンが多い。
それは一番分かりやすいので、自分なら思いついてもまず言わない。やり尽くされたことを言っても笑いにならないからだ。たとえ狭いテーマで笑いにするのが厳しくても、平凡なことを言うよりはマシだと思う。
自分なら誰も注目していないし、イジられるキャラではない人と、できる男だと思っている奴が組んでいるのを見て、できる男側に対して「話は盛り上がっている?」とニヤニヤしてイジる。それなら何とかリアクションはしてくれるし、イジり方は間違ってないと思う。
2人の会話が盛り上がっていないことは明白なのだが、もし盛り上がってたらと思って期待してしまう。万が一盛り上がって、イジられていない方が社内で売れると嬉しい。
イジるのは性格が悪いからではなく、そこからノリが発生して、自分の笑いを分かってくれる人を増やせるし、相手にも売れてほしいからやっているということにしている。