楽しく生きるためのレベルアップブログ

20年をかけて独学で手に入れた、お笑い筋肉を使って書いています。

自分なら全ての話を生きトークにできたな~

会社での待機中の座り位置は、自分の前と左隣りが女性で、男1女2で座ることになった。最初は今日は、しゃべらないモードだと思われたら嫌なので、積極的に話に参加して盛り上がった。


しかし中盤から自分を抑えて、女性同士で話させてみた。なぜなら全部に自分が入ると、盛り上がるのだが、全てが自分の色になってしまう。それはつまらないから抑えることにした。


そして自分の前のM女性が主導権を持って話をして、自分の左隣りのS女性がツッコミとして話が始まったのだが、Mの話の切り出し方とSのツッコミの手応えの無さの両方が原因で、コロコロと話題が変わるだけで、どの話もハネていなかった。


自分もその場にいたので話を聞いたが、自分が入れば全部の話で「今これを言えば生きた話になる」というのがあった。


そして、自分の前にいるM女性と、左隣りのS女性は自分と話すとき以外は、こんな感じのトークを展開しているのだと初めて知った。


それを見て悪いけれど、どっちの人も社内ではまだ売れないなと分かった。


その売れなかったトークの例を出すと、
S女性「京都へ行って紅葉を見たかった~」
M女性「テレビでどこかの紅葉がすごい綺麗やったよ~」と言っていた。
これはM女性の情報は不完全ではあるが、問題はそこではない。S女性の話題提供に対して、M女性が情報で返していることが間違いである。


自分が話に参加するとしたら、
S女性「京都へ行って紅葉を見たかった~」
自分「紅葉を見たかったんすか、大人ですやん」になる。その後は相手のリターンにもよるが、桜なら若い人もみるが、紅葉を見たいのは大人だけだということと、京都までの高額な旅費を払ってでも見たいとは、金銭的にも立派な大人だということを言えば、生きトークにできて盛り上がったはずだ。


本来、人が会話をするときに、情報は求めていない。求めているのは、相手のパーソナルによる感情の乗った話を求めている。


そこにお笑い筋肉で、引きの強い言葉を持ってくれば、話を盛り上げることは難しいことではないと考えている。