ゾーン調査
読書の影響により、自己投資に金を使うのは、良しとされているので整骨院に通っている。
以前も通っていたのだが、久しぶりに行くと整体師が新しいメンバーに替わっていた。自分は新しい人と絡むときに、自然とSとMを見分けて大体の相性を調べる。ちょっと話をすれば分かるからだ。
その整骨院は、ほぐしや骨盤矯正をしている間の数十分は会話をするようになっている。なのでバンバン話しかけてくるから、SとMの見分けはより確実になる。
自分はほぐしをされているときに、良い感じで押されると後頭部から上の方に向かってぞわ~んとなる感覚がある。それに入ることをゾーンと呼んでいる。もちろん自分が作った言葉である。
ゾーンに入ると気持ち良いので、できるだけ入れてほしいと思っている。狙いは他にもあって、それこそがSとMを見分ける方法である。
ゾーンなどの無い言葉や分かりにくい感覚の話をしたときに興味を持ってくれるのはSである。Mは面倒くさい話をされたときに嫌そうな顔をする。うつぶせになっているので、顔は見ていないが、伝わってくるリアクションで嫌がっているかどうか分かる。
それを踏まえて話せば、M同士なら上手く行かなくても仕方ないと分かるし、無駄に傷つかなくてもいい。そしてできるだけ香ばしくない一般的な話をすればいいと思う。
興味を持ってくれるSとは話が盛り上がるし、ゾーンに入れようとほぐしも頑張ってくれるので、毎回ゾーンに入ったか入らなかったかの話をする会話のパターンもできあがっていく。
Sとはより深い話をして、Mとはそれなりの話をしながら、自己投資の整骨院通いを続けて行きたいと思っている。