求めるものは力or結果

自分は不器用なので、すぐにコツを掴んで上手くいくことがあまりない。マインドが駄目なのかもしれない。

高校時代に笑いに興味を持って、空気を読むまではすぐにできるようになった。大人になっても少数ながら、空気が読めない人がいることを考えると、少しは才能があったのかもしれない。

しかしその先の力を得るためには、10年ぐらいかかった。やり方は悩んだだけで何の工夫もしなかった。そういうところが不器用たる所以だと思う。

しかし力を手に入れた今となっても、やり方を工夫したからといって、10年を短縮できたかというと、そうは思わない。

それとは逆に自分の中で、珍しくコツを掴んで上手く行ったなと思うものが、釣りには3つある。

①船長の一言で釣れるようになったオフショアジギングでのヒラマサ。

②上手い人のアドバイスのおかげで、2シーズンで釣れたゴロタ浜でのヒラスズキ。

③動画を見て、やってみて2カ月ぐらいで釣れたドリフトでのリバーシーバス。

これは大した努力もせずに結果が出たと思うし、これからもずっと使えるテクニックだと思う。

しかし力がついた訳ではないので、語れるものは何もないし、表層のことしか分かっていないと思う。10年続ければ変わっていくかもしれないけど。

要するに力を手に入れるなら10年かかるが、結果を求めるなら、コツさえ掴めば簡単な場合もあると思う。

どう考えても結果が出る方が良いと思うが、結果を求めるやり方には、気分が乗らないものが多い。どの世界のものでもそんな感じがする。釣りだけが恥ずかしくなかったので、試すことができた。

ビジネスも力を求めなければ、簡単に結果がでるものもあるのだろう。とりあえず金を手に入れて、その後じっくりと、力を手に入れることができたらなと思っている。