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20年をかけて独学で手に入れた、お笑い筋肉を使って書いています。

トーンとテンションが理解を超える

少し前から自己投資として行っている整骨院で、23歳の男性に施術してもらった。するとその彼のトーンとテンションが自分の理解を超えてきた。


これは普段のテンションが高いと言っているのではなく、高いなら高いでこれぐらい、低いなら低いでこれぐらいというのが人によって決まっている。


そして自分が勝手に決めた枠だけど、そこからはみ出すことは、ほとんど無いから安心して会話ができる。しかし理解を超えたら予想できないから、魂に触れる話は成立させにくくなる。


そもそも何故トーンやテンションが理解を超えるのか分からないし、自分以外の人も理解を超えると感じているか分からない。たぶん誰もそんなことは考えてないだろうけど。


彼は相手にテンション的に低く見積もらせる人なのかもしれない。第一印象の判断では、このぐらいと思ったけど、実はもっとハイテンションでしゃべれる人だったというのが正解な気がする。


それが誰にでも通じるなら、彼は会う人全員に「想像していたよりやるな」と思わすことができる。ハードルが高くて良いことは無く、できるだけ下げて越えやすくするのが正解だからだ。


長く関わる内に慣れてしまい、そんなことは考えなくなるだろうから、今だけの新鮮な感覚だと思って楽しんでいる。