甘い罠とすべる恐怖
人間はSとMに分かれていて、一般的にSの人が愛想がいい人が多く、Mの人は愛想が悪い人が多い。
個人差はもちろんあって、Mだけど愛想いい人はいる。それが甘い罠である。あくまでMなので、機嫌よくしゃべっていると急に答えてくれなくなったり、ゴリゴリにボケると嫌がられたりする。
答えが返ってこなかった場合は、ガッチリすべっているので、けっこうダメージを受ける。その後、取り返そうとしても、どうにもならならず、もがけばもがくほど、ドツボにハマる。
だから、その失敗を生かして話が止まらないように心掛けるが、時間が経つと忘れたり、気を抜いたりして失敗してしまう。
さらに、アホなコロナ対策のストレスのせいで、会社全体で元気がなくなっているし、しゃべりのパワーが出ないので、勢いで乗り切ることができない。
こっちに非があるとすれば、笑いの角度をつけないまま、しゃべりの量を稼ごうとしてしまった。ただの情報をダラダラと言ってしまうと、人は興味を持ってくれないので、気をつけようと思っている。
こうやってすべる恐怖があるから、ボケのMは社交的じゃない人か多くなっている。