選ばれし１割

釣り雑誌を読んでいたら名言として「東京湾にいるシーバスの９割は、たった１割のアングラーに釣り上げられている」と書いてあった。

確かにそうかもしれないが切ない話である。ということは釣り雑誌、番組、動画、ブログなどいろいろな情報があるのに、真意は１割のアングラーにしか伝わっておらず、残りの９割はしょうもない釣果のまま終わっていっていることになる。

これは釣りだけでなく異性に関してもそうで、モテる人だけがいい思いをして、我らモテない人間は残念な人生を送るしかないのだろう。

いやらしい笑いも自分がどれだけ人生において大切かを説いて、細部にこだわってと言っても全然伝わっていかないし、レベルが低い人は相変わらず辛そうにしている。

自分は魚、女、いやらしい笑いさえ満足に取れれば幸せな人生を送れると本気で思っているので、その内の1個でも手に入れば幸福度は全然違うと考えている。

いやらしい笑いは初めは何も分からないが、レベルが上がれば上がるほど理解ができて、どんどん状況が良くなっていく。そのレベルまでいけば釣りやモテることも原理は同じだろうと判断できるようになり諦めずに頑張れるようになる。

なので好きでやっていることに関しては、運任せの惰性で続けるのではなく、多少の失敗を経てでも高みを目指すべきだと思う。そして選ばれし１割に入って幸福感と優越感を感じたらいいと思う。

現在、私は２つ目の釣りで選ばれし１割に入ろうと思っており、連敗を喫しながらも試行錯誤して頑張っているので、いずれ到達できると信じている。だが、どうやら３つ目のモテるに関しては年齢的にも１割には辿り着けぬまま終わってしまいそうだ。

う～ん無念。