楽しく生きるためのレベルアップブログ

20年をかけて独学で手に入れた、お笑い筋肉を使って書いています。

天国と地獄(学生編)

学生時代にせよ働きだしてからにせよ、良い状況と悪い状況というのは紙一重だと思っている。

私は小学生の頃は何者でもないし、何の力もないから目立たないだけの、どちらかというと残念な児童だった。

中学校は中1で小と大を別の日に漏らしたこともあり全然良くなかった。イジッても跳ねない死ぬほどノリが悪い人間じゃなかったら、イジメにあっていたであろう危険な状況だった。中2と中3は成績こそかなり落ちたが、クラスや塾で面白くないなりに笑いを取ろうとして友達ができたので、人生のターニングポイントのひとつだと思っている。

高校は当然全くモテなかったが、新しい友達ができて、クラスが3年間変わらなかったので楽しいまま過ごせた。今の笑いの方向性は高校の友達のおかげで決まったと言えるぐらい刺激を受けた。危機はあったが小も大もなんとか漏らさなかった。

大学は夜間しか受からなかったし、サークルに入ってないので、毎回バラバラの授業を受けるだけでは友達はできなかった。履歴書には一応書くが、自分の中では大学は行ってないのと同じで何の意味もなかった。金の無駄なのでもっと有意義に過ごせば良かったと思っている。

その後、4年程働いて26歳から船の専門学校に2年間通った。地元の福岡県を離れて静岡県での寮生活と練習船で日本の周りを航海する生活だった。ここで90点超えの一生かけて探すレベルの友達と出会い、2年間ほぼ一緒にいたことで刺激を受け、笑いのレベルは飛躍的に向上した。

なので学生生活の締め括りとしては最高だったと思っている。まあ当然1㎜もモテてはいないが、それは今も何も変わっていないので仕方がない。

学生時代を振り返って、感覚が合う人間がいるかいないかで、大事な数年間が天国か地獄に振り分けられてしまうのは今考えてもゾッとする。

けれど何の面白さもない幼稚園から面白さの影響を受ける大学まで、ずっと楽しいまま過ごせた人は本当の人気者であり、特に笑いの力が使えない幼い頃に人気があればあるほど超1軍だと思っている。