90点越え

前回70点越えについて書いたが、実はさらに上の90点越えの世界が存在する。

70点との違いはボケの自分にとって完全に専属のツッコミということになる。70点の人はいろいろな人と話すし、今は他の人と話しているから距離を置いておこうという時間が長く、誰の専属でもないが笑いは分かってくれる人である。

もちろん90点越えのツッコミも他の人と話すのだが、必ず帰ってくる場所はここという覚悟を持って近づいてくれる。専属とは２人だけで通じるあだ名が何十個あろうと把握していてくれて、このワードがでたらこのワードを言うといったノリを完璧に共有できる存在である。なので周囲の人からすると暗号のようになってしまう。

こう書くと男同士なので気持ち悪いが、90点越えの人は話しかける上でストレスがなく、話す内容も自分の色や笑いの力をマックスまで出せるので自分の人生になくてはならない人間である。

笑いなんてものはある程度力がついたら自分の力だけではどうしようもなくなる。分かってくれるツッコミがいないと最大限の力は絶対に出せない。

だからそれを出させてくれて、うまく受けてくれる90点越えの相手は一生かけてでも探すべきだと思うし、それが幸せに繋がると本気で思っている。私は男の90点越えは見つけているので、次は女性で90点を越える存在をみつけたいものだ。