尖った著者の本を読んでみた

尖った著者の自己啓発本を読んだら、著者がなかなかのＭ野郎だった。どこのブックオフにも置いてあるので、かなり売れた本なのかもしれない。

実際に話すなら自分がＭなのでＳの方が良いけど、読書ならＭの本の方が読みやすい。感情メインで書いてあって脳に入りやすいからだ。

その著者が言うには、貧乏人は金持ちを羨ましがっているくせに、それを認めずに文句を言ったりしている。そして自分では何も考えないし、動こうともしない。そしてマナー違反をするのも金がない奴らだという。金を手に入れればマナーも自然と守るし文句も言わないらしい。

非常によく分かるし、特に今の世の中の状況にも通ずるところは多い。マスク警察をやっている奴は何も考えていないし、飲食店をやっている人は時短など守ってはいけない。生きていけないからだ。

上から言われたことを全て正しいと思って行動している人はかなり多い。しかし上司や国が間違ったことを言っていて、そもそもの設計図がめちゃくちゃなのだから、自分の思った通りに行動すれば良いという人は少ない。

そもそも正しいに縛られている人が多すぎる。必要なのは自分がどうしたいかという意思であって、大衆に蔓延る正しさではないのだから、正しさを求めること自体が間違っていると気付けるマインドにならないと無駄な努力を続けることになる。

努力をして良い結果が出るなら分かるが、ボロボロの飲食店のような最悪な結果になるので、一刻も早くマインドを変えるべきだと気付いてほしいと思っている。