楽しく生きるためのレベルアップブログ

20年をかけて独学で手に入れた、お笑い筋肉を使って書いています。

すべらない話と大喜利番組には出ない

自分は素人なので、もちろんすべらない話や大喜利番組から、オファーが来たわけではない。


たまに素人でもすべらない話を持っていて、自信満々で話す人がいる。実際に名古屋の居酒屋のハーフ店員にすべらない話を聞かされたことがある。その話はおもしろい話ではあるけど、店内で爆笑するのは違うし、シラケる訳にもいかないから、聞いている途中からリアクションする側にもプレッシャーがかかる。


結局そのすべらない話を聞いた時は「いろんな人にこの話してるでしょ~」としか言えなかった。聞く方も素人なので、うまくはいかないことが多いと思うが、大爆笑する人や大盛り上がりする人もいるのかもしれない。ハーフ店員は新しい客が来たら、すべらない話をしているらしい。


そもそもすべらない話は素人が手を出せるものではない。笑いを取りに行くときは極力ハードルを下げないといけないから、最初からおもしろい話をすることは絶対に言ってはいけない。すべらない話とは、そのハードルを越えて成立させるものなのでハイレベル過ぎる。自分はハードルを越えられないので、すべらない話には絶対に出たくないと思っている。


大喜利も素人がやるのは難しいどころか、プロでも結構すべっている。それぐらい不確定なものだし、力なき者が適当に言ってうけるのは奇跡でしかない。


大喜利は絵が上手くないと厳しいので、プロでも向いていない人は挑戦すらしていない。しかし大喜利ができないのと、おもしろくないのは無関係なので、大喜利が向いていないなら、向いていないで、別の方向性の笑いのレベルアップはできる。


だからすべらない話や大喜利が不得意な人は、それ以外の笑いのレベルアップをすれば、学校や会社で売れることができるし、楽しい人生を送ることもできる。


だから自分に向いていないことを理解して、向いていることだけを、全力で頑張ることが大事だと思っている。

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