力なき者の引っぱり芸
世の中には、おもしろくない人はたくさんいるが、今回は一応空気を読んで、正解じゃないのは分かっているが、他におもしろいことを作れないので、同じことを何回も引っぱってしまう人について書いてみた。
そういう人は会社で新人は笑うけど、ベテランなら鬱陶しいだけのレベルのことを頻繁にやっている。
だから発言したときに、ほとんどの人はシラけているのだが、それを不憫に思ったSの人が相手をして会話を続けてしまう。
そうやってSの人が絡むと、その人の魅力でさらに他の人が参戦してくる。それで結果的に成立するから、同じことが何回も繰り返されてしまう。
おもしろくない人は何とかなったと思っているが、周りでシラけている自分達は、たまったもんじゃない。
何故、おもしろくない人がそんなことをやるかと言うと、新たにおもしろいことを考える力がないからだ。別に性格的にしつこいとかではない。
自分も中学生のときに同じネタで引っぱったら、しつこいと言われたことがあるが、単純に力がなかっただけだ。
おもしろくない人は釣りをやっているのだが、初心者が1~2回やったら飽きる釣りを何十回もやっている。だから釣行計画を聞いても、ときめきや期待感がなくてうんざりする。
例えるなら、スーパーマリオをやって、クッパを倒そうとせずに、最初のクリボーを踏んづけた時点で満足して、それを何回も繰り返すようなものだ。
1回でいいから釣れても釣れなくても、自分なりの大物を狙って頑張ってほしい。大物の定義は人によって違うので一概には言えないが、クリボー的な魚じゃないことは明白だ。
笑いも釣りも初心者がやることを何回もやるというパターンだから、それじゃあ何も変わらないことを学んでほしいと思っている。